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別の言葉

純一

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私は大きく息を吸い込み、言葉を継ぎました。
黙り込めば、長い沈黙に押しつぶされて何も言えなくなってしまいそうな気が
したのです。
けれども、口から出たのは別の言葉でした。

「だったら、いいじゃないか」
「・・・」
「いいじゃないか、それは、僕だけしか知らないんだから」
佳織が耳朶を赤くします。
「恥ずかしい。そんなことで興奮するなんて」

けれども、その後の言葉が続きません。
この一時を逃したら・・・そう考えれば考えるほど私は言葉に詰まりました。
喉がからからに乾いていました。

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プロフィール

佳織&純一

Author:佳織&純一


夫が胸に秘めていた願望、それは、
自分以外の男性に抱かれる私の姿を
見ることでした。
私は夫の願いを叶える為に、夫の眼の
前で知らない男性に抱かれました。
それは、けして過ちなどではなく、
確かな私たちの愛の行為であったと
今でも信じています。
あれはけして夢ではなかった。
あれはけして過ちではなかった。
それを確かめたくて、このブログで
私たちは羞恥と昂奮に彩られたあの
時を追憶します。

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