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純一

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けれども、お互いが胸の中に秘めていた幾ばくかの想いを告白したからと言
って、特に日常が大きく変化することはありませんでした。
ひとつ変わったこと、それは、佳織とのセックスでした。
極ありふれた交わりだったのですが、その日以来、必然的に佳織のM的な性癖
を刺激するような営みが増えたことです。

後ろから挿入するケースが多くなりました。
佳織が後ろから犯される妄想をすることがあると聞いてのことです。時には、
佳織の手を後ろ手に握り強く腰を打ちつけたこともあります。こんな時の佳織は
顔をシーツに埋めたまま、苦し気にあん、あんとくぐもった声を上げ、明らかに
いつも以上に興奮していました。
フェラチオを求めるケースが多くなりました。
手を使わずにする様に求めたり、げっ、とえずくまで喉の奥まで深く挿入する
こともありました。涙をぼろぼろ流し、口から涎の糸を垂らしながら、それでも
必死に自分の陰茎を口に含もうとする佳織に、私は無上の興奮を感じました。

どれも、ブログを見て下さっている皆さんにとっては、取るに足らない当たり
前のことかもしれませんね(笑)


純一

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「患者さんからブラジャーとかが透けて見えていたのかな?」
「ぱっと見には分からないかもしれないけれど、近い距離からははっきり見え
ていたと思うわ」
「どんな気持ちがした?」
「恥ずかしかった」
「興奮した?」
「恥ずかしいけれど、興奮したわ」
「男性の患者さんにじろじろ見られた」
「うん、ひとり、明らかに気が付いて、じろじろ見ている人が居た」
「濡らした?」
「うん」
「じゃあ、その日は、その事を想い出してオナニーしたんだね」
「・・・したわ」
「どんな妄想をして?」
「・・・自分の下着や体のラインをじろじろ見られて、・・・それから、
患者さんに制服の中に手を入れられて・・・」
「それから?」
「・・・この位で勘弁して。恥ずかしい」

私は佳織が愛おしくてたまりませんでした。
股間を熱くしながらも、それは単なる性欲とは違う、佳織をこの手に大切に抱
き締めて上げたい、守って上げたい、そんな気持ちでした。
そんな妄想を頭の片隅に抱えながら、女として生きて来た佳織が、とても健気
に思えて胸が詰まりました。上手く言えません。
その晩は、随分遅くまで二人で語り合い、飲み明かしました。

純一

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佳織は学生の頃、罰ゲームとして好きな男子の前で、自分でスカートを捲り
上げた時、訳の分からない興奮に駆られたと言います。そしてその事が、後に
自分の中にあるM的な性的傾向を自覚するきっかけになった様です。

自慰をする時は、着衣のまま知らない男性に後ろから無理やり犯されるシチュ
エーションを想像することが多いこと、ブラジャーの模様まで透けてしまう薄
手のブラウスや、下着はおろか腰の線まで透けてしまうフレアースカートを身
に着け街を歩かされる妄想をして興奮したここと、性玩具で見知らぬ男性に責
められることを妄想したこともあること・・・
けれども、私が驚いたのは、佳織が一度だけ、一度だけと何度も断ってから、
告白してくれたエピソードでした。
結婚する前、何と佳織は歯科医の仕事中、白い制服の上からも透けて見えてし
まう黒の下着を着けて一日過ごしたことがあるというのです。

「一度だけよ。どうかしてたわ。恥ずかしい」

佳織はそう言って頬を赤らめました。
男性も性欲が特別高まる日があるものです。女性にもそんな日がある筈です。
その日は、佳織にとってそんな日だったのでしょうか。
私はその話を聞いた途端、自分の股間が熱く力を得て来るのを感じていました。


純一

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私は、グラスの底からふうふつと浮かび上がって来る無数の金色の気泡を見て
いました。

「私はね・・・、ずっと前から自分では気付いていたんだけれど、・・・」
そこまで言って一度グラスを口に運んでから、佳織が続けます。
「自分ではずっと前から分かっていたんだけど、・・・私、人よりMの気が強い
様な気がするの。Mって、そんなSMとか、そんな過激な怖い事じゃないの
よ。ただ・・・、ただ、男の人に恥ずかしいことをさせられたりすることを想
像すると、何故だか、物凄く興奮してしまうの。恥ずかしい」
佳織が再びグラスに手を伸ばします。
今度は、残ったビールを一息に飲み干しました。
「もう一本、持って来ようか?」
「うん、有難う」
「明日は休みだから」
「そうだね」

佳織は、いつも見る佳織よりずっと清楚で純心に見えました。言葉を探しては、
小さく唇を噛み、時折、視線を宙に泳がせながら小首を傾げるその姿は、結婚
前に自分が憧れた佳織そのもので、私は胸を熱くしました。
そして、私たちは夜が更けることも忘れて、正直に自分の性癖を告白しあった
のです。佳織は、時には笑いながら、時には頬を染めながら、自分が繰り返し
て来た妄想や自慰や願望について、打ち明けてくれました。


純一

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それから私は今まで佳織について妄想して来たことを話しました。
結婚する前から妄想し自慰を繰り返して来た事を。
知らない男性に恥ずかしい体位で犯される佳織を、そっと覗き見て来た自分を、
自分の眼の前で見知らぬ男性に抱かれる佳織の痴態に、無上の愉悦を感じて来
た事を。何十回、何百回と、清楚な香りの顔に濁った精液を浴びせて来た自
分を。

「そうなんだ・・・そういうことが好きなんだ」
佳織は力なく言いました。
「ごめん」
「謝ることはないでしょう」
佳織は弱々しく笑いました。
私は何とか笑顔を作って言いました。
「でも、これで何だかスッキリした気もするな。佳織の話も聞かせてくれよ」
「そうね、こんな事、今まで話し合ったこと無いものね。でも大切なことよね」
佳織は自分で自分を言い聞かせるようにそう呟きながら、キッチンへ立ちまし
た。そして、ビールと二つのグラスを手に戻って来ると、二人の前に置いたグ
ラスにビールを注ぎました。
「明日、お休みだからいいか」
私たちは軽くグラスを合わせてから、喉を鳴らしました。
「一日出ていたから、喉がざらざらする」
そう言って暫く間を置くと、意を決したように佳織が口を開きました。
「私はね・・・」



プロフィール

佳織&純一

Author:佳織&純一


夫が胸に秘めていた願望、それは、
自分以外の男性に抱かれる私の姿を
見ることでした。
私は夫の願いを叶える為に、夫の眼の
前で知らない男性に抱かれました。
それは、けして過ちなどではなく、
確かな私たちの愛の行為であったと
今でも信じています。
あれはけして夢ではなかった。
あれはけして過ちではなかった。
それを確かめたくて、このブログで
私たちは羞恥と昂奮に彩られたあの
時を追憶します。

ご訪問ありがとうございます



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