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純一

しかしながら、そんな想いも、日々押し寄せる仕事の事や、ローンの事や、
家の事や、親の事や、お金の事や・・・、もろもろの波に流されて、いつしか黒く
濁った澱となって日常の川底へ沈み込んで行ったのです。
一時にせよ、そうして佳織への黒い想いを忘れ去る事が出来たのは、私自身に
とっては幸せな事だったでしょう。
もちろん、佳織を抱く度にふともう一人の自分の視線に気付くことが無い訳では
ありませんでしたが、以前の様な強い自己嫌悪に悩まされる事も無く、真っ当な
結婚生活を続ける事が出来たのですから。
あの事をきっかけに、あの日が来るまでは・・・

そのきっかけは思いもよらない事でした。

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私は、結婚前、デートの度に帰りのタクシーの車内で佳織の体に触れ、
激しい興奮を覚えた。
すぐ前に運転手という第三者が居る場所で、凌辱を受け羞恥に俯く佳織の姿に、
私の陰茎は熱く踊り狂った。


純一

結婚してからも、私は佳織を抱いている時、天井裏からその姿を覗き見ている
もう一人の自分を意識しない日はありませんでした。

知的で清楚で品のある佳織が美しければ美しい程、その佳織が両脚を開き
お尻を突き出し、陰茎を咥え、あられもない姿にされればされる程、もう一人の
私は、私という男に抱かれるその姿に興奮し、いやしくも天井裏で自らの男根を
しごき、悦びの渦に巻かれ喘ぎ声を漏らしていた。


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何不足無い幸せな新婚生活でした。
けれども、私は、結婚以前、佳織を妄想の中で犯し続け、その一部始終を覗き見
していた自分自身から自由になることは出来ませんでした。
今思えば、現実に佳織を抱きながらも私が興奮していたのは、目の前の体温の
通った佳織の肉体ではなく、私と言う見知らぬ男に犯される佳織の姿、言って
みれば脳裏のディスプレイに映し出された妄想という動画であったのかもしれ
ません。

その動画は、苦し気に悶える佳織の姿をスローモーションで追いながら、女体に
潜む美しさの神秘をあぶり出していたのだ。

純一

私は小心者のです。
女性経験が多い訳でもありません。
佳織と結婚出来たことは、私にとってはこの上無くラッキーなことであったと
思います。

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佳織は美人の部類に入る女性でしたし、今でもそうであると思っています。
ですから、結婚する以前は、きっと歯科医師と結婚し裕福な家庭を築くのだろうと
勝手な憶測をしていました。
毎晩の様に淫らな妄想の中で佳織を汚していながら、現実には、佳織は私に
とっては高嶺の花であると自分自身納得していたのです。
にもかかわらず、佳織を自分のものに出来たのは、佳織がその知的で清楚な
容姿に似合わずのんびりとした家庭的な女性であり、多くを望まず、ありふれた
平凡を好みそれに満足出来る性格であったからだと思います。
結婚したての頃は、毎日、佳織を抱きました。
自分には不釣り合いな美女を、がむしゃらに味わいました。

昼間、外から見えそうな窓際で体を求めたり、わざとAVまがいの女性にとって
恥ずかしい体位をさせたり、朝の玄関先で、自分の陰茎を口に含ませたことも
あった。
佳織はけして拒んだりせず、私の全てを受け入れた。
そんな時は、決まって秘部をしとどに濡らしていた。
佳織は清楚で上品な容姿でありながら、濡れやすい女だった。

佳織

結婚前、夫とのデートで一番多かったのは、お酒を飲みに行くことでした。
二人ともお酒が好きでしたから。
私が騒がしい所は苦手だったので、静かな落ちついたラウンジとかバーの
ような所がほとんどでした。
私は雑談が苦手なのですが、お酒を飲むとおしゃべりになれるので、気を
つかわずに楽しくお付き合いできて、それは私にとっては大きなメリット
でした。
それに同じ業種だったので、普通の人が聞けばマニアックな話も合いました。
夫はお酒を飲んでも変に乱れるようなことはありませんでした。
お酒を飲むとその人がよくわかるので、この人なら安心だと思いました。

ただ一つだけ戸惑ったことがありました。
それは、もう夫と関係を結んでからのことですが、お酒を飲んで帰るとき
タクシーの車内で体を触られることでした。
太腿とか、お尻とか、まれに胸とか・・・・・、そして、最後には決まって
スカートの中に手を入れられました。
お酒を飲んでいるし、愛情表現かなとも思い、やんわりと避けてはいましたが
内心は泣きたいくらい辛かったです。

その頃は、性癖というほど大げさには考えていませんでしたが、もしかしたら、
夫はもうあの頃すでに、胸に「願望」を秘めていたのかもしれません。

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純一

けれども、シチュエーションは、それ程までに単純ではありませんでした。
私は、佳織を犯す当事者であると同時に、それを俯瞰する傍観者でもあった
からです。

私はその妄想劇の中で、佳織の柔らかな臀部に、あらん限りの力で腰を打ち付け
脚の指先から頭の天辺まで走り抜ける興奮に震えながら、陰茎にはち切れん
ばかりの青筋を浮かび上がらせていました。
と同時に、ある時は、屋根裏の散歩者よろしく、天井裏に開けた覗き穴から、
佳織が男根を突き立てられ、白い体をくねらせる姿を覗き見ていました。
また、ある時は物入に身を隠し、細く開けた扉の間から、撓わな乳房をささくれた
男の手で握り潰され、その端正な顔を歪める瞬間を凝視していたのです。

その姿は言葉を失うほど美しかった。

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そうして私は、当事者と傍観者を瞬時に行ったり来たりした果てに、その美しくも
歪んだ佳織の顔一杯に白濁した精液を吐き出し、誰ともつかぬ何者かになって、
ぐったりと崩れ落ちた。
私は自分が佳織を犯す姿を客観的に俯瞰することに、興奮を覚えるように
なっていたのだ。

これはもしかしたら、異常な犯罪者の心理かもしれませんね。

プロフィール

佳織&純一

Author:佳織&純一


夫が胸に秘めていた願望、それは、
自分以外の男性に抱かれる私の姿を
見ることでした。
私は夫の願いを叶える為に、夫の眼の
前で知らない男性に抱かれました。
それは、けして過ちなどではなく、
確かな私たちの愛の行為であったと
今でも信じています。
あれはけして夢ではなかった。
あれはけして過ちではなかった。
それを確かめたくて、このブログで
私たちは羞恥と昂奮に彩られたあの
時を追憶します。

ご訪問ありがとうございます



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