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純一

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その晩は、なかなか眠りにつく事が出来ませんでした。
佳織も同じです。
夜中に二度、トイレへ立つ気配がしましたが、私は寝た振りをしていました。
佳織はどんな思いでその一夜を過ごしたのでしょうか。
私はその期に及んでも、本当にこれで良かったんだろうか、と思っていました。
けれども、そう思いつつも私の股間は熱く疼いて、今すぐにでも自分で慰めてしまいたい思いでした。
いつまで経っても、小心者は同じ事の繰り返しです。
佳織と積み上げて来た数々の思い出を反芻しながら、いつしか眠りに落ちたのは、外が明るくなろうとしている頃でした。

少し早いのですが、これで今年の更新は終わりです。
まだブログ開設をして半年余りですが、毎日沢山の方々に閲覧頂き、心から感謝申し上げます。(開設5か月足らずで10万アクセスを頂きました)
一つお詫びしなければならないのは、佳織が書く機会が少なかった事です。
初めの内は良かったのですが、段々内容が濃密になるに従って、女性本人が書くのはやはり難しいようです。
それでも、二人でブログを始めた事は、大きな収穫であったと思っています。

来年は1月初旬より再開する予定です。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
ありがとうございました。
純一

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「だから・・・、だから、私を軽蔑しないで。宮本さんに言われてどんなことをしても。もしかしたら・・・、もしかしたら、貴方にして上げたこともないような事もさせられるかもしれない。女の子として恥ずかしいことも、たくさんさせられるかもしれない。私は宮本さんの言う通りにするよ。貴方の為に、貴方の為に言われた通りにする。それで、いい?」
「例えば?」
「言えないよ、そんなこと恥ずかしくて」
「いいよ。軽蔑なんて絶対にしない」
「約束する?」
「する」
「それと、もう一つ」
「・・・?」
「例え明日どんなことがあったって、私たちの暮らしに変わりはないし、私が貴方を愛してるって気持ちは絶対に変わらない。貴方が私を愛してくれてる気持ちも絶対変わらないよね?」
「もちろん。僕は佳織を愛してる。それはずっと、ずっと変わらない。何があったって」
「約束する?」
「する」
「固く約束する?」
「する」
「わかった」

昨日までのそわそわした様子はなくなって、佳織は穏やかな表情でした。
私はますます落ち着かない気持でした。

「わかった。わかったから、明日、どんな下着を着けて行けばいいか、教えて」
佳織が私の手に自分の手をそっと重ねて笑いました。


純一

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目の前の佳織は、いつもとは見違えるほど綺麗でした。
肩を丸めたり、手を上げたり、腰を屈めたり・・・、そんな何気ない動作にさえも、しなやかで柔らかく優しく控えめな女の色香が溢れていました。
内心どぎまぎして佳織を見ている私を前に、佳織がそっと呟きました。

「いよいよ明日なのね・・・」
「・・・ごめん」
「やだ、謝らないで。私は大丈夫」
短い沈黙の後、佳織が続けます。
「私・・・、貴方に幻滅されないかなぁ・・・」
「・・・」
「貴方がずっと思い描いて来たような、姿になれないよ・・きっと」
「そんなことないよ」
「私、宮本さんにどんなことをされても・・・いいわ。そんな姿を貴方が見たいと思ってるのなら、宮本さんに言われた通りにする。エッチなこと、何でもする」

佳織の声が、今にも泣き声に変わりそうになって、私は慌てました。



純一

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宮本さんと会う前日は、特に何をするでもなく自宅でゆっくりと過ごしました。
私たちにとっては、長い長い一日でした。
夕食は外食にしました。佳織に余計な負担を掛けたくなかったからです。

「明日は、本当にいつものニットでいいの?失礼ではない?」
風呂から上がり、髪を乾かしながら佳織が言います。
「宮本さんのご希望だから、そうしてくれないか」
「わかった。じゃあ、いつものニットにフレアのスカートにする。本当に買い物にでも行く恰好よ。綺麗な恰好をして来て欲しいって言われるのかと思ってわ。セクシーな服とか。そう言われても、持ってないけどね。セクシーな服なんて」

佳織が努めて明るく笑います。
普段の服装で来て欲し、それが宮本さんの希望でした。
自分が緊張しない為と、普段のままの妻、佳織を抱きたいという趣旨です。

純一



それからという日々は、とても落ち着かない毎日でした。
何をしても集中出来ずに、無為に毎日を過ごしました。
もちろん、私以上に落ち着かない様子だったのは佳織です。それは、はたから見ていてもと分かるほどでしたから。
もう一つ佳織に変化が起こりました。
それは綺麗になったことです。これはけして私の思い過ごしではないと思います。
事実、佳織はエステにも通うようになりました。ヘアーサロンで髪も整えました。

今日の出来事を笑顔で話す佳織、私の話しに頷きながら耳を傾ける佳織、掃除をする、食事をする、コーヒーを入れる・・・、そんな日常のささいな仕草ひとつひとつにさえも、三十を越えたばかりの女の豊穣な色香が漂います。
髪からは胸を突くような甘い香りが立ち昇って来ました。
夫以外の男に抱かれる日が近づくにつれ、どんどん美しくなって行く妻を、私は複雑な思いで見ていました。
そして、少なからずの嫉妬を抱きながらも、私の目の前で悶え泣く佳織を想像しては、股間を強張らせていました。

プロフィール

佳織&純一

Author:佳織&純一


夫が胸に秘めていた願望、それは、
自分以外の男性に抱かれる私の姿を
見ることでした。
私は夫の願いを叶える為に、夫の眼の
前で知らない男性に抱かれました。
それは、けして過ちなどではなく、
確かな私たちの愛の行為であったと
今でも信じています。
あれはけして夢ではなかった。
あれはけして過ちではなかった。
それを確かめたくて、このブログで
私たちは羞恥と昂奮に彩られたあの
時を追憶します。

ご訪問ありがとうございます



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